▼ 今日はいよいよスーパーマン公開の日。昔ながらの赤パンのスーパーマンに戻って、期待の一本です。

スーパーマンは個人的には非常に思い入れがあって、それは1978年公開のクリストファー・リーヴ版のスーパーマンに受けた影響から来ているものです。「あなたも空を飛べる」というキャッチフレーズで、当時はCGなどなく全て特撮でしたが、その映像はほんとに自分自身も空を飛べるかのような錯覚に陥るものでした。それ以降、空を飛ぶ夢を何度見たことか。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も最高でした。結局、クリストファー・リーヴ版のシリーズは全4本製作されたものの、最後の方は作品としても尻すぼみになってしまったのが残念でした。
その後、2006年にブランドン・ラウス版のスーパーマン・リターンズが公開。クリストファー・リーヴを彷彿とさせる容姿に、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も変わらずで、個人的には大満足の出来でしたが、残念ながら続編は制作されませんでした。
その次は、ヘンリー・カヴィル版のスーパーマン。ジャスティス・リーグの展開もあってそれなりの盛り上がりはあったものの、昔ながらの赤パンから一転、現代のスーパーヒーローっぽいコスチュームに変り、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も使われなくなって、私のイメージするスーパーマンとはちょっと違う感じになってしまいました。
そして、久々に今回のリメイク。赤パン復活はよかったけど、全般的に弱さの目立つスーパーマンだったのがちょっとスッキリしませんでした。テーマ曲もジョン・ウィリアムズの旋律が部分的に使われていたものの、全体としては別物で、心に残る曲とは言えないものでした。やっぱりスーパーマンは圧倒的なパワーを見せてくれないとなぁ。そういう点では、比べちゃいけないけどワンパンマンの爽快さに勝るものはないですね(笑)。
▼ 上映開始までの待ち時間に、近所の椅子でおにぎりを食べていたら人馴れした雀がすぐ近くまで寄ってきました。きっと普段からこの辺でお昼を食べている人とかにおこぼれをもらっているのでしょう。