2023年03月31日

香川・広島・長崎弾丸ツーリング(最終日)

横須賀→新門司の便とすれ違う、という船内アナウンスで起きました。
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微妙に電波が途切れるけど、何とか見れるNHKでエンジェルスの開幕戦を観戦。それにしても先般のWBCはドラマチックだったな。今シーズンも大谷の大活躍に期待です。
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お昼は軽く、駿河湾のシラスピザとポテトにビール。夜はビール飲めないので昼間飲んじゃいます。
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伊豆半島の向こう側に沈む夕日。部屋でTV見てて、18時頃にレストランに行ったらちょうど沈むとこで、あやうく見逃すとこでした。九州の日没は18時半過ぎだったんだけど、ずいぶん早いな。
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夕焼けを見ながらハンバーグ定食。あと2時間少々で横須賀に着いてしまうのでお酒は飲めません。
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横須賀に到着、ただいま接岸中。
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到着予定時刻とほぼ同時に下船可能となるシステムは大変ありがたいです。今のところ、到着してもすぐに下船できずに大幅に(しかも1時間も)待たされたのは苫小牧〜八戸のシルバーフェリーだけなので、運行スケジュールに記載されている到着時刻≒下船時刻なのが一般的なのかな。そうでないと旅の時間の計算がしにくくて困りますからね。
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とりあえず横須賀までは無事に帰って来れました。ここからまた東京までプチツーリングです。無事に帰宅するまでがツーリングなので、気を抜かずに安全運転で。
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無事帰宅。総走行距離1,568km、ほぼ雨にも祟られることがなくて良かったです。お疲れさまでした。
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2023年03月30日

香川・広島・長崎弾丸ツーリング(5日目)

昨晩の宿も素泊まりで温泉でもないので、朝は起きたら支度を整えてすぐにチェックアウト。
今日は午前中軍艦島クルーズの観光船に乗る予定です。まずは発着場のある長崎港ターミナルへ。バイクは近くのゆめタウン夢彩都の駐車場に停めました。
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帆船の向こうにある白い船がこれから乗る観光船です。
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8時50分に乗船開始。
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30分ほどで軍艦島に到着。ガイドさんに「おめでとうございます」と言われました。波の高さによっては上陸できないことも少なくないそうで、実際、ここ数日も結構上陸できないことが多かったのだとか。
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軍艦島全景。
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総合事務所の跡。右側の建物からエレベータで坑道に入っていっていたのだとか。
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島の人口が増えて水不足になったために本土から引かれていた水道管の跡。
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ここを通して水道管が来ていた模様。
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正面の黒い建物は、日本初の鉄筋コンクリート7階建の建造物だそうです。
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奥の建物は端島小中学校。手前に並んでいる柱は石炭輸送用のベルトコンベアの跡だとか。
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島の建物はかなり劣化していますが、閉山前はこのような光景だったそうです。
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それが今やこのような光景に。
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管理職用の特別な住居棟。一般の作業員は共同風呂しかなかったけど管理職はお風呂つきの住居だったとか。
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島内のガイドツアーが終わり、船に戻って今度は周囲から軍艦島を周遊します。
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釣りをしている人がいましたが、どういう人なんでしょう。一般人はツアーでないと上陸できないはずなので、管理関係の人?
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南側からの眺望。
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西側からの眺望。軍艦島の正式な地名は「端島」ですが、この角度からの眺めが戦艦土佐にそっくりだったことから、軍艦島、と称されるようになったそうです。確かに戦艦っぽいです。
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だいたい鉄筋の建物ばかりですが、ここの崩れているあたりには木造建築があったのだとか。
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海辺に立つこれらの住居棟は、炭鉱施設を台風等から守る役目もあったそうです。なので、窓は小さく、海側に廊下があって住居は内陸側になっていたのだとか。
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この右側の出っ張ったとこの上にも釣り人が居たんですよね。ここは立ち入り禁止区域ではないのかしら。
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北側からの眺望。
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東側からの眺望。これでツアーは終了です。長崎港に戻ります。
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女神大橋です。
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丘の上にあるのは、有名なグラバー亭。
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ツアー終了。近年、どんどん建物の劣化が進んでいるらしく、見れる時に見ておかないといずれは見られなくなってしまうので、今回、とても貴重な経験ができてよかったです。
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ちょうどお昼時なので何か食べようと思い、港のお店へ。
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一日3食限定というメニューがなぜか残っていたので、釣られて食べてみました。新鮮組本気丼、美味しかったです。
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長崎港ターミナルにあった軍艦島模型の説明版。そこに石炭があるのを見つけたとは言え、小さな島を拠点に地下1000m、幅600m以上に亘って海の下に掘られた坑道自体が想像を絶する信じ難い環境ですが、そこに24時間3交代でこもって家族を守るためにひたすら働き続けた人々。ただただ頭が下がります。
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さて、その後は長崎の原爆資料館などを見学しに、いったん市内に戻ります。バイクの駐車料金は無料。
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車の駐車場の中でどこに停めようか迷っていたら、警備員の方が建物の正面に誘導してくれました。
向こうにある黄色い建物の左側に、昨晩泊ったホテルセントポール長崎が見えます。
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長崎原爆資料館です。今回のツーリングでは、広島と長崎の資料館をハシゴする形になりました。それをテーマに今回の旅行を計画したわけではないのですが、世の中もきな臭くなってきているので、あらためて愚かな人間の行いについて考えるよい機会になりました。
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原爆投下の時間で止まったままの時計。
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広島型(リトルボーイ)よりも一回り大きな長崎型原爆(ファットマン)。方式も異なり、広島型はウラン爆弾で、長崎型はプルトニウム爆弾だそうです。この程度の大きさの爆弾があれほど莫大なエネルギーを生むこともなかなか実感がわかないですが、それどころか今やこれの何千倍もの威力をもつ爆弾が製造されているなんて、人類は本当にどこまで愚かなのか・・・
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ニュース映像等でしか見たことのなかった平和記念像。隆々とした肉体から、堀の深い洋風の顔立ちを想像していましたが、近くで見るとアジア顔だったのがちょっと意外でした。
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長崎刑務所浦上支所の跡がそのまま公園の中心になっているとは知りませんでした。
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・・・何も言えないですね。
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原子爆弾落下中心地碑。
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浦上天主堂遺壁。
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護岸工事の現場から出てきた、被爆当時の地層だそうです。
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別にここだけの話ではなく、人々が平和に日々を暮らしているように見えるこの町の下にの至る所に、実はこのような爪跡が残されているのでしょう。。。
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母子像。
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さて、場所は変わって、ここはいきなり阿蘇。
今日のフェリーの出航時間は23:55という遅い時間なので、長崎観光のあとどこにいくか、大宰府とかいくつか考えてみてはいたのですが、昨日お会いした福岡のオジサンから、阿蘇の野焼きの話を聞いたのをきっかけに、せっかくだから阿蘇を回って帰るコースに組み直したのでした。野焼きをしている光景は見れませんでしたが、野焼きをしたらしい形跡は見ることができました。
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大観峰に着いたのは17時過ぎ。駐車場は17時が閉門時間だったようで、仮に閉門されていたらこの写真は撮れなかったのですが、たまたま観光バスが駐車場内に残っていて、閉門がそのバス待ちになっていたので、その隙に写真を撮ることができました。せっかく来たのだから、ここで写真を撮れるのと撮れないのとでは大違い。
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そして、東京九州フェリーの新門司ターミナルに到着。いつも利用しているオーシャン東九フェリーとちょっと似てるようでちょっと違う名前ですが、こちらは2021年7月に就航したばかりで今回が初利用です。
オーシャン東九フェリーが新門司〜徳島〜東京の運航なのに対し、こちらは新門司〜横須賀の間を運航します。
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まだ出航までに2時間ほどあるので、途中で夕食を食べたかったところですが、阿蘇〜新門司の間の高速に気の利いたサービスエリアが全くなく、新門司に下りてからもお店が全くなく・・・次回利用時の教訓です。
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とりあえずターミナルの待合室に軽食コーナーがあったので、おそらく冷凍のチャーハンを食べましたが、意外に美味しかった(笑)。まだフェリーにバイクを乗せなければならないのでお酒は飲めません。
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帰りの船室は、ツーリストS、という個室を選んでみました。一応個室は個室なのですが、事前に調べたところ「内側からしか鍵がかかかりません」との解説があり・・・
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・・・どんな仕組みかと思ったら、おトイレの鍵と同じ方式でした。なるほど、納得。
個室といっても完全な個室ではなく、ドアの上は開放空間で廊下とつながっているので、周囲に音が筒抜けだし、この鍵をかけていないとドアが内側に勝手に開く構造になっているので外出時のセキュリティはありません。かといってこれ以上の部屋になるとちょっと豪華で高い部屋になってしまいます。その点ではオーシャン東九フェリーの部屋のラインナップの方が私にはちょうどよい気がします。
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ただ、オーシャン東九フェリーは船内レストランがないのに対し、こちらは船内レストランありです。
もうかなり遅い時間ではありますが、旅の疲れを癒すのにビールを飲まないとね。
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さっきチャーハンを食べちゃったので、食べ物はおつまみ程度にしときます。
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船内の感じも豪華です。オーシャン東九フェリーはトラック野郎ご用達、東京九州フェリーは観光客もある程度想定している感じでしょうか。
ただ、出航〜到着時刻はオーシャン東九フェリーの方が旅に便利で、東京九州フェリーはその点がちょっと遅い時間過ぎるのと、横須賀発着ってのが使いどころを選びますね。往路には使いづらいので、使うとしたら復路かな、と思います(東京起点で考えた場合)。
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本日の走行ルート。今回のツーリングの中では1日の最長距離でした。
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2023年03月29日

香川・広島・長崎弾丸ツーリング(4日目)

志賀島で迎える朝。今日は雨の心配はないと思うけど、ちょっと雲が多いかな。
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温泉に入ってから朝食。朝のカレーは出汁カレーでした。手前は海鮮丼に明太入りとろろかけ。
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せっかくなので昨日来た道を戻るのではなく、志賀島を一周する方向に走ってみたら金印が発掘されたという公園がありました。こっち側に回って正解。
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小学校の教科書に載ってたなぁ。あ、中学だったかな? 忘れた。
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金印に関する説明。
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こんな公園でした。
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志賀島は、九州本土とは砂浜にはさまれた細い一本道でつながっています。
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途中、ナビの接続がヘンになったので佐賀県伊万里市のコンビニにて修正のため休憩ついでにみかんジュースタイム。
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長崎県の平戸大橋を通過。
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そして、今日のメインの目的地、BikeJINラリー帳2023ミッションNo.4/14「生月大橋」に到着。
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猫ちゃんがニャーニャー鳴いてました。お腹が空いてたのかな。
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この光景からはあまり感じませんが、地図上では長崎県の北のかなり端っこに居ます。そしてこれからさらに端っこに向かいます。
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途中、風光明媚っぽい場所を見つけて停車したら、福岡から来たというおじさんが「NIKEN?」と言いながら話しかけてきました。NIKENの名前を知ってる人も珍しいかも。
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塩俵の断崖、と呼ばれる場所のようです。石柱がキレイに並んでいます。
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これから向かう大バエ灯台にはここから歩いて行けるようですが、さすがに時間も体力もないのでこのままバイクで向かいます。
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大バエ灯台の駐車場に到着。向こうに見える山の上に灯台があるようですが、え〜、あそこまで歩くの?と思ったら、上から車が下りてきました。もっと上まで車で行けるのか、気づいて良かった。
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灯台に最も近い駐車場にバイクを停めて、ちょっとだけ歩きます。
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さぁ、ほんとにほんとの端っこ、大バエ灯台に到着。
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灯台のレンズの中に自分が逆さまに映ってました。
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こうしてみると、先っちょに来たなぁ、というのを実感します。向こう側が九州本土と繋がっている方角(南)。
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ここです。ほんとに端っこ。
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ここにも桜が咲いてました。
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帰りは、来た時とは反対側の生月農免農道、通称サンセットウェイを通ってみました。距離は短いですがとても爽快な道でした。
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先ほど会った福岡のオジサンが、ジュラシックパークみたいだと言ってましたが、確かに。
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その後、今晩の宿がある長崎市街に向かう途中、「道の駅 昆虫の里たびら」で休憩。巨大なカブトムシが目立ちます。
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小島よしおのサインが(笑)
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小腹が空いたのでイチゴ大福を食べました。ジューシーでした。
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佐世保を通る高速から、巨大な空母が見えたので、いったん通り過ぎたあと高速を下りて戻ってきてみました。船名はわからないけど、何て船だろう。
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ステルス装備らしきイージス艦と、建物の向こうには豪華客船も停泊しているようでした。
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その後、3本の巨大な煙突のようなものをみつけて近くまで行ってみると、そこは旧佐世保無線電信所施設でした。めっちゃ巨大なアンテナ。
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後ろにあと2本。
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こんなとこです。
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残念ながら17時で見学時間は終わってしまっていたので、外から見るだけ。
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遠くからでもこんな感じに見えます。そう言えば、まだ20代の頃、長崎で同期の結婚式があって招待されたので、ついでに同期何人かで九州観光をして、その際に観光タクシーでこの辺を通りかかって運転手さんにあれはアンテナだ、と説明を聞いたのを思い出しました、すっかり忘れてた。
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西海橋の手前に公園を見つけて寄り道。
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向こうに見えるのは新西海橋だそうです。
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上の写真とは橋の反対側。
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こんなとこですね。やはり時間が遅くてお店は閉まってました。
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さて、本日の最後の寄り道地点、「道の駅 夕陽が丘そとめ」に到着。宿入りが夜になってしまうことを覚悟で、ここで夕日を見る予定で、ついでに何か食べようかと思っていたのですが、日没を前にしてレストランは既に閉店。まぁ、今夕食を食べてもお酒飲めないし、まぁいいか。
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え〜、水平線に雲があって夕日が沈むとこが見えない・・・何ということでしょう。残念。
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そして宿に到着。19時を過ぎてあたりはすっかり真っ暗です。今日のお宿は、ホテルセントポール長崎。屋根付き駐車場があるということで、長崎のバイクおススメの宿として検索にヒットする宿です。
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食事は外食するつもりだったので、素泊まりプラン。和室にしてみました。
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街中に出てみようかとも思ったけど、面倒なのでホテル併設のレストランにて。まずはビール。
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皿うどんの麺を使ったパリパリサラダ。
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長崎に来たからにはちゃんぽんを。
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豚の角煮を食べようと思ったら品切れだったので、雲仙ポークの黒酢酢豚にしてみました。
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ホテル全景。長崎原爆資料館の隣にあって、立地的にも観光に便利です。
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本日の走行ルート。下道が多かったので、距離のわりには時間がかかりました。
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